2019録

年の終わりと始まりに文章を書いておくとなんか気持ちがいい。というか、
書いとかないと気持ちが悪いといったほうが正しいかもしれない。

この感覚はなんなんだろう?と思いつつ今年もちょこっと書いてみよう。
今年は、創る年だったような気がする。

たとえば、夏には本を創り新たなワークショップをいくつも創り、とある
企業向けにキャリアを考える”問いの本”なるものも創り、毎年のように行っ
ているカンボジアで図書館も創った。

もちろん、毎年「創る」ことはたくさんしているが、何か2019は意識して
新しく「創ろう」と思い、そして実際に創るということを、やった感が結構
ある。

創ったものは分かち合いたくなる。幸い私の創るものは分かち合うこと前提
なので、いろんな人に見てもらったり、参加してもらったり、一緒に創った
りもした。

昨年創ったVisionary Work Garageはますます人が集う場になり、それがあ
るから、自分が創ったものを分かち合うことをスピーディーに出来る。
ワークショップなどを開催する人は分かると思うが、新しいワークショップ
を創った時、それをやってみる自由に使える場所があるのはとてもありがた
い。結構場所探しって苦労する。創ったものが、次の創るものを加速させて
いく
。この感覚はとても心地よい連鎖だった。

人の営みというものは、その中に創る喜び、分かち合う喜びを感じることが
増えれば増えるほど、豊かになるような気がする

植松努さんのTED動画の中に出てくる、「それが手に入るのはお金があるか
らではなく、つくってくれる人がいるからだ」というフレーズが私は好きだ。

こんなのあったらいいな~というものを手に入れる一番の方法は、それを
創っちゃうことだ。

とはいえ、そう簡単ではないことでもあるのかもしれない。自分ひとりで創
れるものもあるが、そうではないものもたくさんある。

私も、そんな一人では創れない、でもこんなのあったらいいな~と感じるも
のがたくさんある。

さて、それを2020は創り出したい。一人で創れないものを創りだす方法は、
誰かと一緒にやるか、それを創る人をいろんな形で応援し支援することだ

2020は今までにも増して、共創することが増えそうだ。その前に久しぶり
に決まった予定のない年末年始を、ゆるゆるダラダラ、わくわくドキドキ
過ごそう(笑)