2023録

年々、年末年始をあまり感じなくなっている自分がいるw
なんだろう、暦とかそれに伴うイベントのようなものにあまり心が動かない。。。

決して人生が楽しくないわけでもなく、氣力が湧かないわけでもない。
むしろ楽しいしエネルギーが湧いてくることもたくさんある。

暦やイベントよりもむしろ、日々の暖かさや寒さの変化、
木々の色づきや新緑や落ち葉、雪を見たり、日の入りと出の位置や時の変化、
特に自然の中に入るとそれらをすごく感じる。

そういったもので心が動いたり、節目を感じたりすることの方が自分のリアル
なような感じがしてきている。

とはいえ、やっぱり暦に応じて動いている自分もいる。この世界を誰かと
共に生き、何かを共にしていくのに、わかりやすい「共通認識」はやっぱり
便利でありがたい。

ということで、(どういうことで?ww)2023年をこの暦上の”大晦日”にまた
少し振り返ってみようと思う。

毎年、その年の初めにテーマの様に置いている漢字がある。
そう2023年は「愛」だった。

2023年を振返ってみると、2022年に生まれた流れを継承してゆくような
感覚の1年だったように思う。

とても大切で自分のエネルギーの源の1つになっている「場づくり講座」
も5期を数え、その次のアドバンスステージも2期ひらいた。
本当に素敵な仲間がたくさん。

全都道府県でVisionaryWorkDesignのワークショップをやろう!
と思ってから、それを今年も継続している。新たなご縁のもとでその展開も
着実に広がっている。こうして素敵な仲間と協働できているのが本当に嬉しい。

尾道や沖縄でのリトリートも面白かったし、久しぶりにカンボジアでの
図書館づくりDreamLibraryも再開できた。全国各地のいい感じの空間を
めぐるのも本当に楽しかったし、ガレージで開くカフェは本当に最高の
場になっていると思う。これも仲間のおかげ。ありがとう!!


青学での活動
も、企業と連動した取り組みも、そこで協働しあっている
メンバーと面白がりながら新たなプログラムを生み出したりもしてきた。
これまでの前提自体を健全に疑って、新たなものを生み出すことを面白がれる
メンバーとの協働は面白い。

あらためて自分は学びというものが好きなんだな~とも感じた。
わたしが思う学びは遊びとほぼ同義語。

量子論、U理論、哲学、DDO、ポリヴェーガル、IFS、NVC、
メンタルモデル、古代の叡智、etc.人間や世界を紐解くような学びや、
「あっこれ、人が幸せに生きていくのにつながりそう!」とピンと
来る学びに出会うと、ほんとワクワクした。

よりいい感じに生きることを、アートという目線で捉えてみる
この世界をアートという表現で顕してみる
一人ひとりの可能性や共同体の可能性をひらく場づくりをアート
という切り口でやってみようという妄想が生まれたのも今年だ。

2022年を振返った時、「遊働旅生」を体現していると書いたけど
2023年はさらに「暮働学遊」が一体になったような場であり、
生きかた働きかたをもっと見てみたい、つくりだしたいという
イメージがムクムクと湧いてきた年でもあった。

こうして振返ってみると、本当にいろんなことを体験しているな~
と思いつつも、「今年のビックイベントはなんでしたか?」と自分に
問うてみると、実はあまりピンとくるものがない。

いやピンと来ないというよりも、ビックイベントを決められない。。。
本当に一つ一つのどれもが本当に素晴らしくて楽しくて満たされていて
愛おしい

そう、この日常が本当に愛おしい。
何かをするその一つ一つはもちろんのこと、そんな体験をわかちあいながら
何氣ない話しをする、その瞬間瞬間も本当に愛おしい。

「愛おしい、ありがたい、なんかほんとうれしい」

この感覚をたくさん感じられる日常を自分は生きているんだとらためて
今そう思う。

2023年にテーマに置いた「愛」

愛とは何か?みたいに愛を紐解こうと思うと、なぜかこんがらがって
よくわからなくなっていく。なんとなくしっくりくる定義のようなもの
にはたくさん出会うけれど(アインシュタインの娘リーゼルさんへの手紙
も、フロムの言う愛も、サティシュ・クマールさんの語る愛もetc.)
どれも、愛のすべてを言い表せているものではないような感じがする。

でも、自分が日常で折に触れて感じている感覚を、それは「愛」なのかも
しれないと思うと、なんかそんな感じがしてくる。(そういえば、学び
愛びとも当て字できるな~)

「すべてはよきほうへ」

そこにある”愛”を感じられる感性を、常にひらいていられる自分でいよう
2023の年末に思うことはそんなこと。